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Meetupの開催報告

【開催報告】Robot Meetup #1

2019年6月27日(木)Ginza SixのWeWorkにおいてJAPAN MADE事務局主催で第1回目のRobot Meetupが開催されました。
今回は、その分野において実際に商品を開発されている方同士で話し合い、グローバルも意識した日本初のロボットの可能性について語りたいと思い登壇者にユニロボット株式会社の代表取締役である酒井拓さんをお招きしてロボットミートアップを開催しました。

酒井拓さま:プロフィール

ユニロボット株式会社 代表取締役 酒井拓(さかい たく)
慶応義塾大学経済学部卒業。住友商事株式会社に入社し
経営情報や基幹系システム等のプロジェクトマネージャー等を歴任後、ユニロボット株式会社を創業。

・2015年
アジア最大級のオープンイノベーションの式典「ILS」で500社のベンチャー企業の中から、
グローバルイノベーションの分野でTOP10企業に選出

・2016年
富士通アクセラレータプログラムのピッチ大会で最優秀賞を受賞
アジア最大級のオープンイノベーションの式典「ILS」で、人気TOP100企業に選出

・2017年
スタートワールドカップの日本ファイナリストTOP10社に選出され
直近では2年連続で日本経済新聞が選ぶNEXTユニコーン108社に選出される

ユニロボット株式会社 酒井拓さま「個性を学習するパートナーロボット「ユニボ」とその挑戦について」

ユニロボット株式会社のはじまり

2000年に大学を卒業して、海外駐在時にボランティアと出会った。
マンハッタンを綺麗にするゴミ拾いプロジェクト「ゴミュニケーション」を立ち上げた。当時は珍しかったため、日本のメディアにも取り上げられた。日本に戻りボランティア活動をしながら、ギネス記録に挑戦し実際に記録を更新した

ただ、「社会貢献」という側面から考えるとビジネスではtoBで、週末はギネスに挑戦となると実感しづらく、新しく何かやろうとはじめたのが、2013年に家のガレージでロボットの研究だった。音声でモノを動かすロボットの原型になるものを作った。
その一部が特許を取得できた関係で、2014年にユニロボットを創業した。

現在の事業内容は
・次世代型ソーシャルロボットの製造・開発・販売
・パーソナルAIの研究開発・販売
・ハードウェアへの音声対泡・AIエンジンのライセンス提供
を行い、これまでに6.2億の出資を受けている。

ロボティクス企業の厳しい現実

2017年,2018年には日経新聞にてNextユニコーンに選出されたがロボットの分野ではスタートアップ企業は難しいと言われている。脚光は浴びるもののそこから普及するまでには至っていないのが現状。
2018年1月にパートナーロボットを一般家庭向けに全国で販売開始したもののtoC向けは障壁が高いことを身を持って知った。スマートスピーカーの台頭もあり、1万~2万円という価格帯ではまともには太刀打ちができなかった。
というところで、現在は「Unirobot Cloud」というクラウドエンジンをtoB向けに提供している。ロボティクス以外にも音声エンジンの提供だったり、音声でスケジュール・会議室の予約ができるようなエンジンも提供するようになった。

他のロボットとの違い

感情解析を強くやっていて、双方向のコミュニケーションをとパーソナライズをしたAIを目指している。顔認証することで個人を特定して、その人の趣味・嗜好を理解して対話する形式を取っている。パーソナルAIサービスをやっているのは、ユニロボットだけ。
故に、過去の思い出や、今現在のこと、未来のことに関して個人のデータを取得し更にはカスタマイズが可能になるので、過去の記念日の写真を引き出すこともできるサービスも考えている。

中のエンジンは全て自社開発しているので、容易に他社との連携がやりやすい。
開発の柔軟性が高く、ハードウェアにこだわりなく外部連携や外部サービスとの連携が可能となっている。

ユニボの導入事例

企業の受付・案内はもちろん、展示会や県庁、変なホテルにも採用されており現状、注目されているのが教育での活用方法。
先生の代わりに算数や理科を小学生向けに教えることができるユニボ先生を開発し力を入れている。

コミュニケーション力を備えるロボットとして「記憶するAI」を目指している。
独自開発したエンジンにて好き嫌い・趣味嗜好・生活習慣等を記憶し、名前を呼んだり、記憶した内容を踏まえてユニボから会話をはじめたり、家族との思い出を音声や写真で伝えることができる業界初のロボットを提供していく。

更には雑談できるロボットとして4往復できるコミュニケーションを実現するために会話ログや音声データの教師データを再学習させて、自然な会話から様々なスキルへとサービスを呼び出せるチャレンジングなことをやっていきたい。

今ある課題を解決するロボット

人材不足といわれてる中、ロボットを導入することで解決するケースも実際に起こっている。例えばトラック運転手向けの点呼について、ロボットが人の代替している。
ユニボが点呼業務を人の代わりに行い、平準化及び法令に適応することができる。煩わしいチェックを人対人ではなく、人対ロボットが行うことで、働き方改革の一助にもなっている。

また、病院や介護領域におけるリハビリテーションにロボットを導入するケースもできている。
参照:リハビリ支援、ロボが一役 対話型やゲーム型で楽しく

ご参加いただきましたみなさま、おいそがしいところありがとうございました!

開催報告

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