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愛知製鋼株式会社

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1934年豊田自動織機の製鋼部門として発足

創業者 豊田喜一郎が自動車開発のため豊田自動織機製作所(現 豊田自動織機)内に1934年に試作工場と製鋼所を建設し、自動車部と共に設置された製鋼部が1940年に独立して誕生しました。(自動車部は1937年にトヨタ自動車工業として独立。)、日本の特殊鋼メーカーです。トヨタグループの企業で、グループ唯一の素材メーカーです。現在では特殊鋼条鋼、鍛造品、ステンレス鋼、電磁品の4つの事業領域で事業を展開しており、 2020年版のグローバルニッチ企業100に選出されました。

Nd(ネオジム)系異方性ボンド磁石の開発・実用化

世界では長らく鉄酸化物を主原料とするフェライト磁石が主流でしたが、希土類金属(ネオジム)と鉄からなる磁石粉末に樹脂を混合したネオジム系異方性ボンド磁石において、加工性と磁力を大幅に高めた画期的な磁石を開発し、家電市場向けから製品化を開始しました。ボンド磁石の発明以降、20年来開発が望まれていた、耐熱性と高磁力を兼ね備えたネオジム系異方性ボンド磁石の製品の開発に2002年に成功しました。これにより従来型フェライトモータに対し、50%の小型化と40%の軽量化を実現した革新的な製品です。自動車のエレクトロニクス化、情報化に伴い、軽量で高性能なモータへの期待が高まり、高磁力のボンド磁石への関心が高まっています。NdFeB(ネオジム・鉄・ホウ素)系異方性ボンド磁石『マグファイン®』は、次世代の革新的なモータを実現するコア素材として世界的な注目を集めています。

世界最強磁力と高耐熱性のNd系異方性ボンド磁石

Nd(ネオジム)系異方性ボンド磁石「マグファイン®」は世界最高の磁力と150度の耐熱性を有する優れたボンド磁石です。形状自由度が非常に高い磁石であり、磁粉としてレアアースであるDy(ディスプロシウム)、Ga(ガリウム)、Co(コバルト)無添加でありながら、高い保磁力を持っています。そのため、DCモータの軽量化を図ることができ、モータの製造工程の省略が可能となりました。また、Dyフリーを実現したことにより、電気自動車(EV)やロボットなどでモーターの需要が増す中、レアアースの調達リスク低減に役立つと言えます。

製鋼技術を応用して、IoT社会を支える

愛知製鋼が世界で初めて開発に成功したMIセンサは従来の磁気センサに比べて1万倍以上の高感度を持ち、世界初の磁気インピーダンス現象を応用した磁気センサです。 従来の磁気センサ(ホール素子等)に比べて1万倍以上の高感度を誇り、IT化を加速する新技術として様々な分野への応用が世界中で期待されています。例えば、増加するモバイル機器への搭載や、将来的に活躍が期待される生活用ロボットへの採用など、さらなるIoT社会の進展により、MIセンサの活躍する道が開かれています。製鋼技術で培われた愛知製鋼の技術が、電磁品という新たな領域で芽生え、成長し続けています。これらの新しい技術は、未来の暮らしをもっと豊かにしてゆくことでしょう。


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