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東京ガス

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東京ガスは、1885年、明治18年創業され、登記上の商号は、東京瓦斯株式会社で、130年以上に渡り、ガスを供給している国内最大手のガス事業者です。総延長約6万kmのガス道管を持ち、都市ガス事業者として、世界最大規模となります。

東京ガスの沿革

1885年、渋沢栄一、浅野総一郎らが東京瓦斯会社を創立。
1893年、東京瓦斯株式会社に変更。
1966年、根岸LNG基地稼働。
1969年、アメリカ合衆国アラスカ州からLNGの導入を開始。
1973年、ブルネイからLNGの導入を開始。袖ケ浦LNG基地稼働。
1983年、マレーシアよりLNGの導入を開始。
1989年、オーストラリアよりLNGの導入を開始。
1994年、インドネシアよりLNGの導入を開始。
1998年、扇島LNG基地稼働。カタールよりLNGの導入を開始。
2016年、千葉ガス、筑波学園ガス、美浦ガスを東京ガスへ統合。
2018年、米国からシェールガス由来のLNGの導入開始。

東京ガスグループの経営ビジョン

・Compass2030

東京ガスは、130年以上前に、銀座にガス灯が初めて点灯してから10年後に政府が行なっていたガス事業を民間に払い下げる形で創業されました。今から50年前の1969年に石炭でも石油でもない第三の化石エネルギーとして「天然ガス」を日本に導入して、日本にエネルギー革命を起こした会社となります。1960年代の日本は、高度経済性により、年の大気汚染などの公害が社会問題化しており、環境にやさしいエネルギーを導入する必要性に迫られていました。現在では、地球温暖化の問題などの新たな課題に対して、Compass2030という経営ビジョンを掲げて、よりよい人々の暮らしと地球の未来のために、新たなソリューションの創出に取り組<んでいます。

・次世代のエネルギーシステムの構築

再生可能エネルギーなどの新たな技術と天然ガスを組み合わせることで気候変動を抑える次世代のエネルギーシステムの構築に取り組んでいます。そのためには、2030年までに、CO2の排出を1,000万トン削減し、2,000万件のお客様のエコシステムを構築し、天然ガスと取扱量を2,000万トンまで増やしていくという具体的なビジョンを掲げています。

このビジョンを達成するために「デジタルイノベーション」と「オープンイノベーション」という新たな取り組みを行っています。

・オープンイノベーション

最近では、他社との連携強化という従来の枠を超えた取り組みをしています。2017年には、シリコンバレーにベンチャーキャピタル「アカリオ」を設立しました。アカリオは、他のベンチャーキャピタルとの意見交換やスタートアップとの交渉により、新事業につながるスタートアップを発見しようとしています。

東京ガスは、国連が2015年に掲げた、2030年までの持続可能な目標達成への取り組みSDGsにも本格的に取り組んでいます。このように、東京ガスは、次世代を見据えて次々と新たな取り組みを始めています。これからも、東京ガスの動向から目が離せません。

 


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